よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

福島先生はじめとしたスーパードクター

脳外の福島先生のTV番組をみました。凄すぎますね。 多くの医師が、術場の映像や実際の執刀を目の当たりにして、感動しているさまが映し出されていました。 カメラを手に写真とる医師、モニターに釘付けになる医師、手際のよさや患者さんに負担をかけない…

よい診療所(1)増患大作戦

来年は診療報酬が2~5%引き下げられるとなると、病院でも淘汰される病院が増加。そうすれば、残る病院が医師や職員を吸収することだけではなく、開業される医師も多くなります。結局、受診者は少なくなり、診療所が増加。となると競争時代に突入というこ…

管理会計の重要性(6)管理会計を導入した後が大切

部門別原価計算については、独立行政法人が一定の枠組みでこれを行なっていることをかわきりに、多くの民間病院がこれを導入しています。 しかし、予算実績管理を部門別に実施することによって、予算と実績に乖離があり、その乖離がなんでそうであるのかの事…

まじかよ医療費削減連続技(1)

びっくりしました。やっぱり…という感じです。 昨日日経新聞に診療報酬2~5%引き下げ、機械的に計算、といった記事が載っていました。 平成18年の改正では、すでに薬価引き下げにより3000億円、ターミナル時期での入院から在宅への移行で800億円…

よい病院(11)看護師さんの意識改革

先日、心臓手術では有名な病院の院長とお話をさせていただく機会がありました。 院長は、看護師に主体性がない。いわれたことでもやらない。というお話をかわきりに、発想力がないことでの術場のインシデントの事例をあげ、ことこまかに手順を検証するが、ポ…

エピソードワン(1)

今、医療用具を扱っている企業の社長とのミーティングが終わりました。 社長が、あるエピソードについて話されていました。知り合いの方が、病院に入院されたそうですが、そこで恐怖におののきながら検査や手術をしたのち、腹膜炎になったそうです。 ちょっ…

マニュアル(2)再度説明-仕事の棚卸

問題解決のための基本はマニュアルです。随分前に説明したので又説明します。マニュアルをばかにしてはいけません。勿論、ここでいうマニュアルは課業分析の結果としてのマニュアルであることはいうまでもありません。業務すべての手順や留意点を明確にする…

わかりやすい病院経営(3)職務基準と権限規程の違い

今回作成したものが職務基準で、そこに起案、審査、承認、報告まで分けられているものが職務基準 ですか、というご質問にお答えします。 職務基準は、仕事の基準であり課業(なすべきものとして割り当てられた仕事)ですから、権限の行使を伴わないものが多…

MRIの利用と地域連携

地域連携支援の一部の資料をご紹介します。 (3)MRIの利用 MRIを高度利用するためには、次の点に留意する必要があります。 ①MRIを利用する疾患を調査し列挙する ②利用予測頻度を検討する ③シミュレーションを実施 ④収支から目標利用回数を決定す…

釧路は東京と比較して、超過ごし易いです

おそらく24年ぶりの釧路です。 今日は釧路のI病院とH病院におじゃまし、幹部の方とミーティングしました。 2つともすてきな病院です。幹部の方が聡明できちっとした考えをもっている病院はやはりきちっとしていますね。 我々は、いつも皆で医療業界の将…

ちょっときついです

皆さ~ん。あと数時間後には家を出ます。 釧路です。 釧路では、地元の病院で当社がSI社と作成したリスクマネジメントのソフトの納入と、説明会を開くことが目的です。2日間です。来週は札幌で、W病院のリスクマネジメントスタッフに研修を開始しますが…