よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

2006-02-20から1日間の記事一覧

本当の地域連携(1)

地域連携が本質で議論されるようになってきました。 基本的に紹介加算がなくなり、一定の条件のもとでの基本料へのすり替えに変化したからです。 医療の質を高め、看護の質を高めるために、看護基準についても1:1に向けた、1.4:1がでてきたこともよ…

医療が変わる(4)

(2)業務見直し 一般の企業においては、業務の無駄をどのように取り去るのかについてVAやVEといった考え方が導入されています。 しかし、病院ではこうした考え方が導入されない。業務の見直しを単発で業務改善委員会等で実行することもよいが、網羅的…

医療が変わる(3)

1、環境変化に順応する病院運営 仕事の仕組みとスタッフの質によって、医療の質の向上と効率向上が決定します。 医療の質の向上は、仕事の仕組みの見直しと個人の技術技能の向上以外には達成できません。また、医療の質が向上すれば、結果として効率は向上…

医療が変わる(2)

病院が置かれている環境は、過去に創造がつかないほど変化していきています。 今日お話した市立病院の事務長は、次のように話されていました。 「私がはじめて病院にきたときには、診療報酬は右肩あがりであったし、ある意味医者もまだまだ採れる時代であっ…