よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

2008-09-05から1日間の記事一覧

大阪江坂の朝

大阪のクライアントを訪問したときは、必ずといってよいほど私は大阪の事務所に向かいます。江坂にある事務所の窓からは近くの公園や山の端々がみえ、とても新大阪から御堂筋線3つ目の駅であるとは思えません。 宿泊するホテルはいつも事務所の近く(ほんの…

勝ち残る5段階で進めるDPC戦略(6)

3.横断的段階 循環型医療介護のシステムづくり なお、DPC病院は地域のなかにおける連携をより強化していく必要があります。それは前述した増患ということだけではなく、退院支援の観点からも説明することができます。 当たり前のことではありますが、D…

個人カルテによる教育について(2)

何れにしても、 ①具体的な技術技能 ②それらを発揮するための意識や意欲、姿勢や態度 を個人教育の対象とするための方法を確立する必要があり、とりわけ後者についても なんらかの対応をしなければなりません。 (3)教育方法 個人カルテは、あくまでも職務…

勝ち残る5段階で進めるDPC戦略(5)

〔第4段階 自院の強みを伸ばすことでの利益確保〕 第3段階で、つくりあげた制度に後押しされた医師やスタッフの思いが患者さんを集めることになります。意思がやりたいと思う医療が定まり、コストをかけながらも医療の質が向上します。そのことは多くの同…