よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

わたしはタマゴ

こ、こんなところに、たまごちゃんがぁ…。何が生まれるんだろう~って。 実は、私の机のうえにはたまご型の大理石でつくった文鎮が何年も鎮座している。 常にカラをやぶらなければならないという意味と、まだまだ自分はタマゴだ、という思いがある。 で、た…

闇のなかをその飛行機は、飛び続けて…

飛行機はこれから起こることに備え、入念な準備をしています。しばらくするとアナウンスがあり、私は機上の人となり、前から3番目の左の窓の席に腰を下ろしました。 飛行機は函館空港を滑るように離陸すると、あっという間に海上にでていきます。 綿をちぎ…

評価者訓練注意事項(1)

ある病院で提出された評価者訓練の資料です。 1.はじめに 評価者運用能力の均一化を図るには、評価者訓練が必要です。そのためには何を学習し、何をつくりあげていく必要があるのかについての検討をする必要があります。以下、それらについて述べます。 2…

レトロな時間

今日は事務所で仕事をしたのち、食事をして事務所の裏のビルの2階のカフェでお茶を飲みました。 土曜日は、表参道はとてもゆっくりしています。雨がぽつぽつと落ちてきていて、皆駆け足で目的地まで走りすぎていきます。ちょっとした時間に、おいしいコーヒ…

ねじれのすごさ

参議院は野党が議席が多く、衆議院では与党が議席が多い国会がねじれ国会として騒がれています。ねじれているために調整がとれず法案が通るのに時間がかかります。 ねじれあめはどうかというと、当然ねじれていない飴よりも体積は大きく、なめるのに時間がか…

課業分析について

ある病院で課業分析の指導をしています。そのなかから一部をお見せしましょう。 「課業分析は、課業=仕事のくくりをリスト化すること、それらの仕事を手順や留意点に区分することをいいます。課業分析により、ある者が、どのような仕事をどのように進めてい…

雨の夜行列車

昨日は山陰の街から岡山を経て広島に移動しました。台風の影響か、ときおり雨が降っていましたが、大雨と言うほどでもなく、しとしとといった感じでした。広島のホテルの前で、タクシーを降りると当社のスタッフが目の前を歩いていました。 彼は近くのコンビ…

ひとときの静寂

先日帝国ホテルにでミーティングがあったとき、地下の階段の下にこんな場所をみつけました。よく手入れしてある枯山水の庭でした。 枯山水といえば龍安寺 方丈庭園(石庭)が有名で、昔、私は庭の前に一人座り、庭園をながめていて、心が透き通っていくのを…

黎明のとき

朝早く起きることは、私にとってとても辛いことです。しかし、季節が移り変わり、真っ暗で星が瞬くほどだった早朝が、少しずつ明るくなり、同じ時間でありながら朝日が辺りを照らし始めるようになると、辛いはずの朝もなんなくクリヤーできます。 また、5時…

生活習慣病センターの設置(2)

3.地域連携紹介からの管理 地域連携により診療所や施設、在宅患者で対象疾患をもつ患者の紹介を受け、生活習慣病センターへの受診を促す。診療所や病院、施設と日常的に生活習慣病センターとのコラボレーションを行うことについて同意をとる。 診療所や病…

生活習慣病センターの設置(1)

ある病院で、生活習慣病センターの設置を行いました。そのときの資料の一部です。 生活習慣病センターは、現在すでに設置している糖尿病専門外来・高脂血症専門外来を発展的に解散し、生活習慣病を一元管理することを目的とした専門外来窓口をつくることによ…

喧騒な街の静寂

出張に出かける前に東京の事務所で仕事をして、空港に向かうときの風景をとったものです。一日の準備が着々と行なわれていて、これから喧騒のなかに放り込まれる街の一瞬の静けさがありました。 この街は日本で一番おしゃれな街で、デザイナーやモデルが闊歩…

道端の美しさ

昨日、母のところに行くときに、当たり前の町に当たり前のように咲いていた花がありました。 いつも通る道に、こんなにもたくさんの花が咲いているのをみるのは初めてです。種類の違うツツジのようですが、綺麗でした(なお、2つは200メートル程度離れて…

連休の朝に思うこと

今日から私の連休が始まりました。 監査法人にいたころは、監査日程が直前まで入り、場合によっては連休中も監査が入り、期末監査をしていました。この時期が超仕事の季節になるのです。 で、銀行に入ってからは行楽地にある銀行の寮で何日か過ごすといった…

業務改革と個人の成長

病院のマニュアル委員会に説明した資料です。 「マニュアルをつくらなければならないからマニュアルを作成するのではありません。 必要だからマニュアルをつくるのです。必要に思わない、というのであれば、マニュアルは作成できません。 いまの仕事のやり方…