よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

2010-01-23から1日間の記事一覧

静と動そして…

雪は静かに降り続いていました。 音もなく街は静まりかえっています。 街には誰も何も存在しないかのように…。 雪は何もかも覆いつくしてしまいます。 色をなくし、それぞれの主張をなくしてしまいます。 過去も現在も、そしてここにいると未来をもなくして…

病院審査基準説明(4)

(5)手術件数が低減する傾向にある 病床利用率が高くても、手術件数が低減することは危険です。結局は内科的な単価が低い患者が増加し、収益悪化をもたらすからです。 急性期病院の利益の源泉は手術です。手術が行なわれない病院、低減する病院は危険領域…

ココチケア2号店オープン

私が取締役を務めるココチケアの2号店がオープンしました。1号店の近くにあり、1号店のサテライト的な意味をもっています。サテライトというのは、1号店には診療所が併設され、訪看がそこを拠点としているからです。 1号店は、グループホーム2ユニット…

病院審査基準説明(3)

5.判断 (1)新患が低減する傾向にある 診療報酬が引き下げられているため、どの病院も増患をする必要があります。 増患の基本は新患が来院することです。新患数がどのように変化しているのかについて傾向をみることによって、その病院が総合的な努力を行…