よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

2011-04-03から1日間の記事一覧

病院マネジメントのシステム化

需要があるから供給がある。供給があるから需要が生まれる。厚労省は後者に医療を当てはめている。ベッド削減を行う政策の根拠である。 実際急性期ベッドの質をさらに高め、ベッド数を削減することは可能だとしても、回復期や維持期の患者さんは増加する傾向…

医療における教育の大切さ(1)

教育には3つの柱があります。 職場内教育と集合教育、そして自己啓発です。組織で、教育に時間とコストをかけることがなかなか難しいという状況があります。 人に何かを教えるということよりも、できる人が自分で何かをする、ということのほうが早く結果を…

最後は医療人そものが独自で成果をあげる。医療はそうしたものだ

医療そのものはとてもインディペンダントであり、医療の知識と経験をもった者が、薬剤や道具を活用して行う役務提供の形です。 したがって、医師や看護師、薬剤師がいれば一定の治療はできます。しかし、検査や撮影により、それらを補完することがより質の高…