よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

患者としての立場から

ある大学医学部のエマージェンシーの教授から、石井さんの不幸は、大学病院の中をみていないことだ、といわれたことがあります。そのときには、何を話されているのかを理解できませんでしたが、今回自分がそうした属性の他の病院の患者になってみてその理由…

精神科医療のあり方

精神科医療おいて、国の政策は「入院医療中心から地域生活中心へ」となっています。患者全体、そして統合失調症患者が減少する一方で、認知症患者が増加しており、後者への対応が重視されています。 今後は入院患者の高齢化を念頭に置きながら、統合失調症患…

診療所地域ネットワークづくり

診療所が地域に浸透するためには医療機関以外の地域ネットワークが必要です。地域ネットワークがあることで自院が地域で認知され、何かあれば院長に相談という体制ができあがります。 標榜科目にもよりますが、自治会、老人会、商店会、学校、幼稚園、PTA…

病院再生ということの意味

病院再生にはさまざまな意味があります。財務的な問題もありますし、いま、財務的な問題はないけれども、マネジメント自体に問題があり、早晩キャッシュが不足するといった病院、現状はなんとか運営しているが戦略が不鮮明でいずれ。環境変化によって大きな…

数字で捉え行動すれば、より高い成果があがる

今日は数字の話です。数字は客観性があり正直です。なので、組織運営に向いているんですね。 ということで、物事は、定性的か定量的かで認識され測定されます。 定性的とは「対象の質的な側面に注目する」ということで、また定量的とは「対象の量的な側面に…

新患増患のための活動強化

病院であっても、診療所であっても患者が来院しなければ、継続して地域医療を行なうことはできません。 新患を増患することが医療機関の重要な戦略です。どのようにすれば新患が増加するのか。常に医療機関は考え続けなければなりません。患者はどのように病…

医療、介護の優位性とは

組織が優位に立つためには、他に勝る組織の特性があることが必要です。 優位性は、組織が提供する商製品サービスが他と比較して、優れている点や性質のことをいいます。優位性は、品質、価格、迅速性等で表現できます。 品質は商製品サービスにより、さまざ…

介護第二世代がはじまった

65歳以上の高齢者が3100万人を超え、576万人が介護認定者(要支援を含む)となっています。 本来認定が必要な人で認定を受けていない人を含めて20%以上の方々が介護サービスの対象者となっています。このことは日本にとってとても大きなチャンス…

医療の体制について

病院を運営にするにあたり、必要なことはその病院が地域で役割を果たしているかどうかです。 他の医療機関と連携し、病院の業態に合せた役割を果たしていれば、地域で質が高い病院とし、評価され残っていくのだと思います。 役割を果たすということの定義が…

米国医療の轍を踏まないように

昨日から読み直している本は、全国保険医団体連合会近畿ブロックアメリカ医療視察団によって、書かれた「苦悩する市場原理のアメリカ医療」(あけび書房)です。 医療費削減のために導入されたマネジメドケア、MHOにより、医療が十分に受けられない人が多…

新年は病室から

あけましておめでとうございます。今年は新年を病院で迎えています。昨年年末、総胆管結石の疑いで大学病院の救急外来から緊急入院しました。 今回は、いろいろ勉強になりました。 まず、診療所の対応です。胃痛で受診したものの、検査で胆嚢結石から上記疾…