よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

2015-01-01から1年間の記事一覧

何度も増患、利用者増という

27年の介護保険改定、28年の診療報酬改定、29年の消費税改定、30年の医療介護同時改定と、イベントがもりだくさんの現状において、いま、日本の医療や介護はとんでもない環境に置かれています。社会保障費の削減が叫ばれるなか、これから右肩あがり…

ヘルスケアアジア株式会社によるホーチミンでの活動

ベトナムの政府関係者や医師、病院経営企画担当者を交えての調印式が終わりました。壮大な計画が議論され、大きなビジネスになります。政府の許可を待って(新しいレギュレーションが7月1日が施行され、投資が厳しくなりました。これからが大変です)、診療所…

日本の現状と私たちの行動

日本の財政が逼迫していることは、既に多くの国民が理解しています。しかし、具体的にどのような未来があるのかについて明確な絵柄を描ける人は少ないと思います。 医療の生末や介護のこれからについても、出生率が低いまま、高齢者が増加すること、就業人口…

病院はいま何をすればよいのか

以下は、ある法人の経営方針を病院に降ろし、病院がそれを具体的な目標に設定する過程で、病院で説明した資料の一部です。今、医療に求められているのは、医療人一人ひとりの覚醒と行動です。思いをもち、医療に自分の使命を見出し、成果をあげるために日々…

時間を生み出すための活動

いろいろな病院で看護部とのミーティングを行う機会が多くあります。 生産性向上といった観点からの視点でいえば、リスクマネジメントや感染症対策、マニュアル、クリティカルパス、教育、看護過程といったことがテーマになります。 生産性を向上させるため…

リスクマネジメントを初めとした仕組みの本質は教育

さまざまな病院に行き、改革プロジェクトを動かしていると、ときどき不思議に思うことがあります。例えばリスクマネジメントもそのなかの一つです。 リスクマネジメントは、医療安全レポートやインシデントレポートを提出することが基本的な仕事になり、そこ…