よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

時間外管理について

知的労働集約的産業である医療においては生産性を上げることができなければ、より高い成果をあげることができません。いっぱいいっぱいの体制で医療を進めているのであれば、現状をより生産性の高いもととしていかなければ新しいことができないのは明白です…

仕事をやりきり花を咲かせよう

仕事にはやらなければならないことと、やりたいことがあります。やりたいこと=やらなければならないことと意識することもありますが、ここではやらなければならないことは、自分の思いに関わらず「仕事としてやらざるを得ないこと」と定義します。 やりたい…

やらなければならないことと、やりたいこと

気の乗らないことであっても、必要に応じてやらなければならないことがあります。 「人の時間は限られているので、仕事は取捨選択しろ。いわんや気の乗らないことはやる必要はない。できませんと断るのは容易であり、言われたことをすべて引き受けない。その…

タイムマネジメントの本質

以前タイムマネジメントのレクチャーを行いました。 高い生産性を以て仕事を進めるために、 時間を軸として 自分と 他人との関係をつくりだす 仕事を円滑に行い 余裕をつくり付加価値業務に時間を割く ことがタイムマネジメントを行う目的です。 組織の仕事…

タイムマネジメントの前提について

働き方改革が行われるなか、タイムマネジメントがはやりです。時間をコントロールするための仕組みづくりや個人の能力向上により生産性をあげることで、同じ仕事を短い時間で、あるいは同じ時間でより付加価値の高い仕事を行うことを目指します。 なので、タ…

現場で成果を挙げるマネジメントISM(イズム)

このブログでよく話題になる不動産・建設会社、ホテル経営を行う会社の社長と本日ミーティングをしたときの出来事です。 社長は、建設現場で(土を掘削したり運ぶなどして地形を整える基礎的な作業を行う)土工の6名の社員に、(ねじ切りからの)配管工事や…

経験曲線の捉え方

累積生産量が増加するほど効率よくその仕事ができるようになり、結果としてコストが下がることをモデル化したのがボストンコンサルティンググループ(BCG)の経験曲線理論(エクスペリエンス・カーブ)です。 同じ作業を繰り返すことにより経験を積みノウハ…

自立を促進する ISM(Independence Stage Management)

企業と社員にとっての自立について検討してきました。支配や助力を受けずに自立し企業とフラットな相互関係をつくる力のある社員を数多く生み出し、社員間、社外間の連携を誘導することで企業はどのような環境においても成長し続けることができます。 社員に…

社員は自立して飛翔する

社員の側からの自立を考えます。 我々は、個人の成功は「何をもって成功と言うのか」というテーマに長い間向かい合ってきました。 個人の成功は地位でも名誉でも、財産でもなく自己実現であり、まずは主観的な達成感を得ることであると考えています。客観的…

自立が連携を生み成果を挙げる

自立と連携を考えます。自立した社員が企業価値を高め、厳しい環境に勝ち続けるためには連携が必要です。 ここで連携とは、「相互に連絡をとりながら協力して仕事を行うこと」をいいます。自立した社員が、企業の進む方向と自分のやりたいことのベクトルを合…

自立する社員が企業価値を高める

企業からの支配や助力を受けず(自立)に企業とフラットな相互関係をつくる力のある社員を数多く生み出すマネジメントが必要です。数回に分けて社員の自立を促すマネジメントについて考えます。 そもそも、組織はなぜ存在するのでしょうか。「組織とは、目的…

連携はブランディングとともに

他の医療機関との連携による増患を行うために、病院で多職種による連携プロジェクトを組成運用したことが何回もあります。一番始めの案件の話です。 CTの共同利用による連携、とりわけ地域でニーズのあった歯科の治療に必要な撮影を行っていた病院でしたが、…