よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

表彰式に見る結束力

いろいろな問題を抱えながら、オリンピックが始まりました。 真夏になりつつある気候に多くの外国人が辟易とするなか、日本は期待を超えて、メダルを積み上げています。メダルの数というよりも日本選手の頑張りには目を見張るものがあり、メダルを取る取らな…

夏祭りと思い出

真っ青な空の下、うだるような蒸し暑さのなかに、セミの声聞いたり、木陰で微風を感じるとき夏を感じます。ときどきの夕立が空気を洗い流してくれることもあり、この季節は、心爽やかに通り過ぎていきます。そんな夏の思い出は格別で、春や秋、冬の思い出も…

今と未来をみる

雲海が波打ちながら、境界線の曖昧な青空に吸い込まれるように果てしなく広がっています。これが現実であるのか。この世のものとは思えない不思議な光景です。自然の雄大さや威厳に心を打たれます。 しかし、今見ている景色は宇宙の広さを思い、銀河系のなか…

整然と雑然

整然とした金融街である中環(セントラル)と雑然とした商業のエリアである尖沙咀(チムサツイ)にはどちらにも活気があります。 ロンドンのシティの一部を切り取ったような金融関係のビルが林立さるセントラルや隣の金鐘(アドミラルティ)の一部には外国人…

画一性から多様性へ

時代の移り変わりにより、過去の価値観が役に立たなくなることはたくさんあります。成功体験は、そこに至るまでの当時のプロセスや自己実現の歴史として意味があるものの成功に再現性があるかといえば、疑問が残ります。社会や環境の変化を機敏に捉え、その…

飛翔そして飛躍

毎日のように医療の現場にいると、常に病院の盛衰に行きあたります。伸びる病院と伸びない病院。そして膝を折る病院と立ち上がる病院。そうした病院の戦略や行動へのサポートを行うことが弊社の役割の一つであることはいうまでもありません。急性期であれば…

強くなるために

あれもやりたい、これもやりたいと思います。しかし、実際にはあれもできていない、これもできていないという現状です。いま、大切なことは強みをみつけ、徹底的にそれを伸ばすこと。 足元を固める必要があります。 まずは、自分のなかでの強み(主観的強み)…

イノベーターの4つの条件

「イノベーションの作法」という本を読んでいます。ナレッジマネジメントの野中郁次郎と勝見明が著者です。この本は、過去の常識にとらわれずブレークスルーを行いイノベーションをした事例をいくつもあげて、その背景に流れるものを整理し体系化しています…