よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

病院マネジメントの超基本

医療機関におけるマネジメントの超基本は、業務フローの明確化・標準化と、その適切な運用につきます。縦割り組織で成り立つ病院であったとしても、見通しのきく診療所であってもそれは同じです。組織では、いくつもの業務フローが重なりあいながら、目的を…

求められるリーダーとリーダーシップ

フィドラーが提唱したコンティンジェンシー(contingency=偶発・偶然)理論は、「どのような状況でも最高のパフォーマンスを発揮するリーダーシップは存在しない」という考え方です。「リーダーが状況に応じてスタイルを変化させる」ことが求められる「状況…

やる気を引き出すコミットメント(公約)システム

社員と組織の間でコミットメント(公約)を行うことが有効です。コミットメントは、社員のやる気が組織を動かす事を背景に組織と社員が両者の行動や成果に対する約束をするためのものです。 自分がやりがいのある仕事をすることや成果を挙げることを組織と約…

業務改善提案はクリエイティビティの原点だ

多くの病院で業務改善提案制度の導入が盛んです。 方向を示し 方法を教育し 評価し 報償する ことで職員一人ひとりの創造性や工夫を喚起、提案を受けるものです。この4つが連続することで提案が継続されます(提案サイクル)。 医療機関では従来から、提案…

緊張と弛緩のリズム

日本には四季があり、季節季節にそれぞれの場面があります。人々は季節の移り変わりに合わせて気持ちを切り変え行動を変化させながら生活しています。季節の変わる毎に少なくとも2回~4回は食事や衣類を替えています。ときには考え方すら変えて私たちの生活…

目標管理のいくつかのポイント

組織における目標管理制度の運用がとても大切なものとなってきています。目標は定量的であるのは当然ですが他にいくつかの運用上の留意点があります。 まず、目標管理制度は、BSCの形式をとったとしても方針管理に近いものが導入される必要があります(方針…

組織の形と各階層の傾向(くせ)

組織には形があります。どのような形を採用するのかにより仕事の進め方や働く者の役割、機能が決まります。一般的な形にはピラミッド型組織、文鎮型組織、マトリックス組織などがあります。 ピラミッド型組織は最上位の一層に経営者(トップマネジメント)を…

患者が目の前にいれば医療は成立する

多くの病院で、理事長や院長に高い組織マネジメント(以下マネジメント)スキルをもて、というのは難しいことです。彼らは医師として十分に成果をあげ、いまの地位に存在しているからです。 トップマネジメントがマネジメントに長けていればどの病院でも大き…

どこまでやれば満足できるのか

人は社会人として何かを行なおうと決めて行動したとき、どこまでやれば満足できるのでしょうか。 決めたことが完璧にできれば最大の満足を得られますが、決めたことの幅があるときには決めたことの下限で満足してしまうことがあるし、決めたことが「〇〇がで…