よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

#働き方改革

前向きな企業(組織)文化と後ろ向きの企業(組織)文化

企業(組織)文化とは「企業や従業員が意識的・無意識的に共有する独自の価値観や規範、ルールなどの行動原理となる価値観」をいいます。企業全体なのか部署やチームのそれをいうのかにより、企業文化や組織文化というようです。 企業文化は、外部からの影響…

タイムマネジメントの考え方CRISKとは

病院業務においてより高い成果をあげるためには、時間管理(タイムマネジメント)が必要です。タイムマネジメントは、その前提整備を行うことと、それ自体に区分されます。 (1)前提整備 自部署・他部署とのコンフリクト(衝突)(Conflict)があると、計…

仕事で好かれる要素CANとマーシー(慈悲)レベルについて

人は一人では生きていけません。 誰かの助けを受けたり、誰かを助けながら社会で生活しているのです。人は、他人との関係をどのようにつくりあげるのかについて意識を振り向けなければなりません。とりわけ仕事をうまく行うためには、相手から好かれる仕事を…

人がやる気になり力を発揮するために

最近、エンゲージメントがはやりです。 エンゲージメントとは、職員の会社に対する、愛社精神という意味で、職員一人ひとりが組織に愛着を持ち組織と一体となり共に成長し絆を深めていく関係をいいます。どうすれば組織は職員のエンゲージメントを高めていけ…

姿勢や態度を評価する

ラオスヴィエンチャンにあるベトナム系の病院の放射線技師 職員の行動が患者や家族にさまざまな影響を与えます。業務が円滑に進められるか高い質の医療を行えるかどうかは職員次第だからです。職員の姿勢や態度、そして能力が組織運営上とても大きな要素であ…

管理会計を病院経営に活かす

会計には財務会計と管理会計があります。 財務会計は報告のための会計をいいます。納税や銀行提出、関係監督官庁や理事会等への報告がそれらです。 管理会計は、文字通り意思決定に役立つ管理を行うための会計をいい、指標管理や月次会計、部署別・診療科別…

益々働き手が不足する医療のこれから

人口減少、少子高齢化が進みます。それは、同時に高齢者以外の人口が減っていることであり、働く年齢の人口が減っていることを意味しています。 毎年医師が増えても、働いている医師の高齢化も同時に進みます。看護師や他の医療職も同様です。病院数が少しず…

教育と評価の強い関係性

教育には、職場内教育と集合教育、そして自己啓発があります。これを教育の3本柱といいます。最も重要であるのは職場内教育です。 業務を棚卸して、列挙するとともに、各々に職務基準を作成します。 各業務についてマニュアルを作成することで日々の業務を…

職員はやる気になっているか

患者が減り、診療報酬が引き下げられる傾向にあるなか、どのような環境変化にも耐えられる強い組織をつくる必要があります。強い組織は強い職員から生まれます。病院で「強い組織」は、「医療の質が高い組織」を意味します。合理的で質の高い医療を行うため…