地域連携といえば、こんなことがありました。
ある病院の連携室の責任者が眼科の先生に一緒に地域医療やりましょう、と連携依頼に診療所を訪問したところ、ドクターはフンっていう感じで名刺を投げ、話も上の空だったそいうです。
その診療所は連携室の責任者がいる病院から糖尿病の患者さんを毎月10人も紹介されていたのにもかかわらずです。そこで連携室の責任者は自分の病院に戻り、ドクターと相談したうえ、そこの紹介を一切やめ、他の眼科3診療所に分けて逆紹介するようにしました。
やはり、信頼できる先生と組みたいということで、結局患者さんのためにもよくないという結論でした。診療所も病院もお互いに信頼しあってこそ、地域完結型医療を行うことができるわけで、患者さんも安心してかかりつけ医と専門医の2人に自分の健康を委ねることができるのです。かわゆそ~な診療所の先生です。人間的に互いを尊敬し合うって大事なことですよね。
結局収入がた減り、患者さんはこなくなっていく診療所になります。既に、患者さんは少なかったと連携室の責任者の方は印象を語ってくれましたが…。
自分も身が引き締まる思いです。