よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

コミュニケーションのうまい取り方

  

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 コミュニケーションとは、複数の主体が情報を伝え合い、やりとりを行うなかで、相互に理解し、共感し理解することをいいます。

 コミュニケーションは、言語を中心として行われますが、言葉以外にも表情や態度、動作を以てこれを行うことも一般的です。

 しかし、動物のなかで人が高い進化を遂げた理由は、言うまでもなく人には言語があったから。言葉や文字を使うことで、深い思考ができたり、より繊細な情報提供や意思疎通を行えたからです。

 コミュニケーションの基本は、やはり言葉や文字であり、それらをうまく使うことが関係を活性化するポイントであることは明らかです。

 まずは、人間同士がやり取りを行うので、「気遣いができているかどうか」常に考え注意して対応しなければなりません。ここを誤ると何を伝えても受容れられない可能性があります。

 また、次に大切なことはタイミングです。「今とらなければならない」というときにコミュニケーションを行わないと成果が半減します。

 例えば、経営方針発表が事業年度開始時あるいはその近い以前に行われなければ、意味がないし、成果をあげられません。また、朝礼は一日のスタートを迎える朝だから意味があるし、終礼も一日の業務がひと段落つくので行われる意味があります。日々の業務の指示もタイミングよく出さなければならないし、リスクマネジメントは事故を発見した瞬間に現場チェック、そして遅滞なく原因の特定、対策立案が行われなければ、緊張感を持てず、事故抑止の効果は薄れてしまいます。

 そのうえで、さらに「適切な伝え方」が大切です。適切な話し方で話をしたり、文章を書くこと、加えてその場に合った態度や仕草、そして笑顔や相手を受容れる姿勢をとらなければなりません。

  ここに、コミュニケーションをうまく取るためには、気遣いを忘れず、伝えたいことを明確にしたうえで、伝えるタイミングを誤らず、適切に伝えることが必要な事がわかります。

 これらに留意して、コミュニケ―ションを行えば、必ずよい結果を生むことができるようになります。当たり前のようですが、なかなか徹底できていないことに気付きます。

 原点に戻り対応していきたいものです。