よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

コミュニケーションのうまい取り方、4つのポイント

  

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コミュニケーションとは、複数の主体が情報を伝え合い、やりとりを行うなかで相互に理解し共感することをいいます。もちろん、それぞれのコミュニケーションの目的を達成しなければ意味がありません。

 

ところで、コミュニケーションは言語を中心として行われますが、言葉以外にも表情や態度、動作を以てこれを行う(ノンバーバル[=非言語]コミュニケーション)ことも一般的です。

 

しかし、動物のなかで人が高い進化を遂げた理由は、言うまでもなく人には言語があったから。言葉や文字を使うことで深い思考ができたり、より繊細な情報提供や意思疎通を行えたからです。

 

なので、ノンバーバルコミュニケーションを排除するわけではありませんが、コミュニケーションの基本は、やはり言葉や文字(バーバル[=言語]コミュニケーション)であり、それらをうまく使うことが関係を活性化し相互に成果を挙げるポイントであることは明らかです。  

 

コミュニケーションの目的を明らかにできたら、まずは、人間同士がやり取りを行うので「気遣いができているかどうか」常に考え注意して対応しなければなりません。ここを誤ると何を伝えても受容れられない可能性があります。日常から

  • 他者との適切な距離感をもつことや
  • 相手の立場への配慮、
  • 言葉の使い方、
  • 謙虚であること
  • 信頼を得ること

に留意しなければなりません。これら一つ一つ説明したいですが、次回に譲ります。

 

さて、次に大切なことは「タイミング」です。「今とらなければならない」というときにコミュニケーションを行わないと成果が半減します。

 

例えば、朝礼は一日のスタートを迎える朝だから意味があるし、終礼も一日の業務がひと段落つくので行われる意味があります。日々の仕事の指示もタイミングよく出さなければならないし、イベントの一つである経営方針発表は、事業年度開始数ヶ月前に行われなければ行動計画化できず・成果を挙げづらくなります。

 

また、リスクマネジメントはアクシデントやインシデントを発見した瞬間に現場チェック、そして遅滞なく原因の特定、対策立案が行われなければ、緊張感を持てず、事故抑止の効果は薄れてしまいます。

 

日々の会話も同じですね。コミュニケーションには今だ、というタイミング凄く大事ですね。

 

そのうえで、コミュニケーションには「適切な伝え方」が大切です。

例えばある時には結論から話し理由を説明する、場面によっては理由から結論を、またケースによっては起承転結などの一定のルールに基づき、適切な話し方で話をしたり、文章を書くこと、加えてその場に合った態度や仕草、そして笑顔や相手を受容れる姿勢をとらなければなりません(ノンバーバルの出番ありましたね)。

 

 ここに、コミュニケーションをうまく取るためには、

  1. 気遣いを忘れず、
  2. 伝えたいことを明確にしたうえで、
  3. 伝えるタイミングを誤らず、
  4. 適切に伝える

ことが必要とわかります。

 

これらに意識して、コミュニケ―ションを行えば、必ずよい結果を得られます。当たり前のようですが、なかなか徹底できていないですよね。少し大げさではありますが、「コミュニケーションは、それを取ろうとする人達の生き方に依存する全人格的な行い」と言えるかもしれませんね。

 

ここでいうコミュニケーションの上手い取り方、4つのポイントを肝に銘じ、原点に戻ってしっかりとコミュニケーションをとっていきたいものです。