地域連携が本質で議論されるようになってきました。
基本的に紹介加算がなくなり、一定の条件のもとでの基本料へのすり替えに変化したからです。
医療の質を高め、看護の質を高めるために、看護基準についても1:1に向けた、1.4:1がでてきたこともよい病院には紹介が集る。したがって紹介率での加算はナンセンスといった方向であると考えます。地域連携パスにしても、地域完結型医療のなかでフィードバックをもみとめ、きちっとしたところとの連携を見るということになりますので、逆紹介先であっても一定のクオリティをチェックされることになるでしょう。
患者さんを紹介する逆紹介するという単なるやりとりではなく、何をする病院なのか、そして地域に戻した後に何をみておもらいたいのかについて、病院と病院、病院と診療所が明確に議論すべきときがきたといっても過言ではありません。
患者さんの視点に立った、連携があるべきかたちで進むことを期待しています。