必要設備のたな卸しを行い、どの設備の買い替えが必要であるのかについてリスト化します。また、新規に何が必要であるのか、その購入によってどのような利益が確保されるのかの経済計算を行います。
ROIの計算は、予測と実績の推移を継続してチェックする必要がありますし、また予測にいかなかった場合には、どのように件数を増加させるのかについて考える必要があります。設備の共同利用が打ち出されていますが、地域病院や診療所との間で共同利用に対するミーティングを行なうことも必要です。
コスト削減は、絶対額の削減と単位当りコストの削減があります。前者については、アウトソーシングの見直し、購入価額の見直し、オペレーションコストの見直し、購入先の選定や絞込み、業者の発掘といった部分で常に購買担当者が一定の成果をあげるための調査を行い交渉を行なっていくことが必要です。
しかし、業者に厳しく利益を出しても、業者からの評判を悪くすることでさまざまな制約が出てくる可能性があります。どこまでもコストを節減するということでの発想は危険であり、したがって、どこまで業者と協力し合えるのかといったラインを捜すことが具体的な仕事になるという判断をしなければなりません。そのためには、業者と一緒に工夫や創造的な取引の構築をしていく必要があります(続く)。
「ドクタートレジャーボックス同時記載記事」