よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

業務改革について(2)

 業務改革は、業務を改革することですが、そのためには仕事の全貌をまず把握しなければなりません。
自部署でできない改革は他部署は病院を巻き込まなければならないことは説明しましたが、まずは、自部暑の仕事を網羅的に棚卸しなければなりません。
 
 課業分析が必要です。

 ある人に付着している仕事をすべて書き出していく方法によります。勿論、まず項目、そしてその手順、そして留意点、さらに必要な知識能力、といった書きかたにより仕事を整備していきます…ってそれはマニュアルそのものではないですか。

 マニュアルを作成することが仕事を分析することであるということが判ります。であれば、マニュアル作成→業務改革、マニュアル改訂→業務改革といったながれができあがってこなければならないのです。
ただ、マニュアルを正しく作成しなければ、課業分析が行なわれることにはなりません。どうすればマニュアルが正しく作成されるのか?
 
 業務改革のために、マニュアルの作成の方法を徹底的に検討する時代がやってきたといえるでしょう。


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