よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

いま凝っているもの

 いま凝っているものは、診療所のサイトコンセプトづくりです。

 ファミリードクターの役割がとても大きくなってくるとともに、在宅医が医療制度改革のプレイヤーとしては不可欠になります。開業医と在宅医の先生が安心して医療に専念できるよう、私たちが医療以外の部分をすべて支援する体制を整備するのです。ウェブ上でできる機能とそうではない機能がありますが、何が必要であるのかについてほぼ医師からのヒヤリングを終わったところです。
 
 資金、増患、スタッフ教育といったものが大きなテーマです。増患のためには、地域連携の営業代行や
セミナーやプロモーション、新聞発行から広告活動などなど、あらゆるツールを用意しています。患者さんに没入できる体制ができることで、診療所の繁栄を支援していきます。
 
 既にロゴは完成しました。いまはキャラクターをデザイナーの方につくってもらっています。サイトが完成するのは10月後半になるかもしれません。会員になっていただいた診療所には顧客管理ソフトもさしあげようと考えています。
 
 何れにしても、これからは後期高齢者医療や総合診療医で話題が集中していますが、ホームドクターの役割がとても大きくなることには間違いがありません。

 後発ではありますが、急性期病院をコンサルティングしてきた我々のネットワークを利用し、多くの診療所の先生がブランディングすることができれば、その地域にいる住民が、健康で豊かな生活を送ることができます。

 結局は我々がクリエイティブで、価値のあるサービスを提供できるかどうか、多くの方々から問われることになるでしょう。ガンバります。