『組織は、すべて100%うまく回ることはありません。常に20%の人が引っ張っていく構造になってます。組織全体のレベルがあがっても、みながリーダーになるわけではありません。
したがって、20%の人のレベルをまずあげることが必要です。人をコストとして考えるのではなく、資産として考えるという経営者が強い。そのように考えられるかどうかによって取り扱いが変わってきます。
20%のリーダーの、一人ひとりをやる気にさせるのは、明確な経営方針を示したうえでの話合いによる啓蒙しかないのかもしれません。
そして、仕組みづくりとともに、教育をしていくこと、彼らがやる気になれば、いろいろなことはうまく進むみますが、それはまず20%の領域を固めていくことからはじまると考えなければなりません』
前後の脈略や話がありますので、この話だけでは、伝わらないと思いますが、結局は、中間管理者の育成を行なうこと、そして一人ひとりをリーダーとして大切に育てていくことが組織再生の要諦である、ということを話し合いました。
具体的に、あれをする、これをするということが議論されました。