よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

医療からみた高専賃の展望

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25、26日の両日流通センターで、高齢者住宅新聞主催の介護フェアが行われました。
そこで、当社も出展するとともに、医療からみた高専賃の展望ということで、私がセミナーを開きました。140名の方が来場していただき、盛況に進めることができました。

まさに医療崩壊や介護事業政策の破綻が益々現実味をおびてくるなかで、病院がなくなり、施設が立ち行かなくなる。在宅化のなかで、医療介護が行われる体制づくりが急務となり高専賃の役割が大きくクルーズアップされてきています。

また、急性期病院は包括制度のなかで、高密度で合理的な質の高い医療を求め、在院日数の短縮、コスト削減を行ってきます。入院する患者は一入院一疾患の治療しかできず(交通事故等の救急はそうはいきませんが)、入退院を繰り返さなければなりません。したがってショートステイをベースとした病院の前につくる高専賃が有望にもなります。

ということで、前者は地域高専賃、後者は門前高専賃がこれから研究され、地域に広く展開される世界がやってくるのです。
ただ、高齢者が住む住宅ではなく、そこに入居する人が安心して、安全にすごせる、信頼されるオペレーションができる高専賃づくりをしていく必要があります。当社は医療で培ったノウハウを介護に導入し、
高専賃のクオリティをあげていこうとしています。ココチケアと業務提携するなかで、全国に本当の意味で機能する高専賃づくりをしてきますといった、セミナーをやらせていただきました。

これからも、医療と介護の橋渡しをできるよう努力していきたいと思います。