時間外のデータ収集と原因分析を行う必要があります。以下説明します。
1.データ収集
①どの部署で何時間時間外が発生したのかを月次でデータをとる
②同時に同じ部署で、入職年別人員数の推移、患者数、その他繁忙になる原因となりそうな要因を部署の
特性に合わせて決定し、データをとる
③その原因を現場の責任者からヒヤリングをして把握(そのときに承認申請したときの理由を統計化する とよい)
④場合によっては当該部署のスタッフにヒヤリングを行い、情報を得る。この場合、残業が多いスタッフ と、それほでもないスタッフ両名に話しを聞くと事情が理解しやすくまた、同部署の責任者の考えが事 実であるかどうかについても把握できる。
この場合、ヒヤリングの仕方としては、「上司がこういっていたけれども本当ですか?」のような聞き方をしてはダメ。
「本人に時間外は多いか、少ないと感じているか、時間外が発生する原因をすべて説明して欲しい」といった聞き方をすることが正しく、こちら側が想定できる答えを用意して答えを誘導しないことが適当である
⑤それらを収集して、時間外が多い原因を明確にする
⑥原因を排除するためには何が必要であるのか、対策を検討する
⑦対策をとるためにはどのような行動をすればよいのかについて議論し、総務として一定の答えを用意し ておく
⑧現場と議論して複数の行動を行なうよう依頼する
⑨対策を実行することで時間外が減少したかどうかを常に管理する
上記をよく理解して、時間外のデータ収集を行う必要があります(続く)。
「ドクターとレジャーボックス同時掲載記事」