車は前に進む。飛行機は飛ぶ。人は前に歩く。後ろという言葉は、ネガティブな言葉として使われています。後ろ向き。後退り。後退。後進国(発展途上国)。後手に回るなどです。
前に行く力が強いほど、早く成果があがります。電通十訓に、仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。というものがありますが、まさに先手先手と進むことは、人よりも早く物事を行うことで、前に進まなければ達成できません。
前向きに先んじて進むためには、推進力が必要です。それが信念であったり、使命感であったり、欲望であったり、生死をかけていたり、ポジティブに進んでいくこともありますし、切迫した何かがあるケースもあります。何が推進力になるのかは、普遍性がなく、人により異なると思います。
飛行機の推進力はジェットエンジンです。
このなにげないものが、多くの人を運ぶための推進力になります。
名実ともに飛行機にとって、ジェットエンジンは、自らの目的を果たすために不可欠の推進力となるのです。
自分の推進力は一体全体なんなのか。振り返ってみる必要があります。なぜ自分は前に進んでいるのか、何のために生きているのか。何のために仕事をしているのか。そうして振り返ることで、知らず知らずの間に忘れていた自分が前に進む理由を再確認することができると考えます。