よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

北京のいくつかの病院に行ってきました

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 皆さん、ご無沙汰しています。11月の中旬にパソコンが動かなくなり、大変なことが起こりました。バックアップをしていなかった私の責任です…。パソコンがないとこんなにも困るということを再認識させてもらいました。

 その間にいろいろなことがありましたが、特筆すべきことは北京のいくつかの大学を訪問し、日本の病院との提携を図ってきたことです。同仁病院、中日友好病院、そして人民第二病院です。また北京衛生局にも訪問し、医師が日本に来たり、日本から中国に医師が入国するための手続き、留意点についてヒヤリングをしました。

 担当官は懇切丁寧に対応していただき、大変勉強になりました。各病院では医師(心臓血管外科・循環器内科)とのミーティングや視察、具体的な連携についてのミーティング。夜は湖南省の料理を囲んで議論に熱が入りました。中国は創造もできないほど変化していて、訪問するたびに感動するこおが多くあります。

 病院も近代化を進めていて、外来診察や病棟、ICUでの治療等において多くのことを勉強させてもらいました。日本と異なり、一次から三次まですべてを大きな病院で行っているため患者さんでごったがえしているなど、改善点もたくさんありました(ある病院は1500床で医師900人!?外来患者5000人で、前の日から外来の順番をとるために患者さんが並んでいました。ちなみに気温マイナス10度でした…)。

 しかし、合理的で質の高い医療を目指しており、日本に期待することも多いようです。詳しくはドクタートレジャーボックス会員向けのメルマガで報告していきますが、このブログでも一部開示をしていくつもりです。

 日本も中国に負けないよう活力のある仕事をしていきたいものです。


 写真は日本側と中国側の心臓血管外科医と循環器内科医(中国側1人はプロフェッサー〈大学側の教授〉あとの3人は主任医師〈日本で言う付属病院の教授〉です)ドクターの写真と、ホテルから見た北京市の街並みです。遠くにビル群がみえますが、東京よりも活気がありました。