よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

医療への思いと執着

 今日は函館日帰りの一日でした。
 
 函館は先週やはり雪が降ったというものの、晴れて爽快な一日でした。函館の空気はさわやかで、透き通っていて、凛とした匂いがしていました。

 といっても一日部屋にこもり、Sさんのアレンジで目標管理発表大会の発表者の皆さんと、その準備のため、成果をまとめる面談を繰り返していましたので、景色や気候を愛でる(めでる)暇(いとま)はありませんでしたが…。

 病院ではSさんのほかに事務長、次長、看護部長、医事課の課長、そして多くの看護師さんとお会いしてたくさんのお話をしました。

 発表に向けて目標管理の成果をまとめていくプロセスでしたが、返って現場で明らかに新しい価値が生まれていることが分って感動しました。

 一人ひとりの力が集積すればいろいろなことができることを再確認してワクワクする時間を過ごさせてもらいました。

 一人ひとりの職員が日々の仕事に執着し、よりよいものにしていこうという意欲をもって活動すれば、いろいろな成果があがることを肌で感じることができたことがとてもよかったと思います。

 これはひとえに目標管理制度を機能させていこうと頑張ったSさんや、病院幹部の方々の努力、そしてなによりも、それに応え、リーダーとして現場を変えていこうと懸命にもがいてきたリーダー達の指導のたまものであると理解しています。

 今日の充実を思うと、先週金曜日のあわただしさ(札幌から帰れず、旭川基地を攻略したときのこと)は遠い昔のことのような気がします。


 毎日日替わりで変化に富んだ日々を過ごせる生活にもお礼をいいたいと思います。