よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

DPC病院でちょっとした手術を受け…

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 自宅の近くにある病院で4月7日に手の7mm程度の腫瘤の切除手術を実施しました。
2ヵ月前に急にできたもので何人かの医療関係者がとっておいたほうがいいよといわれたことや、じゃまなものがある感じだったので、とることにしました。

 ディサージャリーでしたが、ムンテラ、インフォームドコンセント、パス、術前の指導に感染症チェックのための採血、という予定手術の手順をとり、当日、さらに検査を行い、待ち合い室から準備室、術着に着替え、ホンモノの手術室へ(その病院は6つの手術室をもっていました)。まさか本物の手術室に入るとは思っていなかったので、びっくり。

 ドクター3名(皮膚科、整形外科、研修医)という布陣で手術開始。30分くらいかかりますという男性看護師の説明があり、局麻(でかい無影灯がカシャン、カシャンと付いて、本当の手術になりそうだったので、冗談で全麻ですか?と聞いていやな顔をされました…)。

 で結局20分程度ですべて完了。有名なDPC病院ですが、私のような治療で日帰り手術を行うための手術室利用はどうなのかなと思いました。手術室は結構満杯ということでしたので稼働率を考えると申し訳ないという気持ちです(3人の先生他皆さん本当にすっきりしました。ありがとうございます)。

 実際、かかりつけの診療所でも「気になるんだったら切ってあげるよ」といわれていましたから、そこでオペしてもらえば社会資源をもっと他の患者さんに使えたのかもしれません。

しかし、その病院はある病院グループのなかでも上位にあり、他の病院の院長から、この病院の院長はすごいといわれていたので、病院フェチの私としてはついつい診療を受けたくなってしまったというわけです。

日帰り手術センターの看護師さんと話している間に、専門用語を無意識につかっていたので職業がバレ、結局ヒヤリングの時間につきあっていただきました。

お世話になりながら調査もさせていただき本当にありがとうございました(で、写真は着替えをした日帰り手術室にあるベッドです。ナースコールあり病室そのものの機能がありました。設備も新しく本当に良い病院でした)。