よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

高齢者住宅新聞セミナーとココチケア

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 6月3日は、流通センターで開催されたフェアで、医療型高専賃の未来という講演会を行いました。
去年も高専賃の講演会を行いましたが、今年も120名程度の方にお聞きいただき、そののち、3つの会社との業務提携が進んでいます。昨年はゼネコンの方がいらしていましたが、今年はメディカルホームを実際に建築しているS社やM社の方々も来ていただき、これからの展開がとても楽しみです。

 病院のベッドは削減される→米国は病院ベッドを削減しているが、ナーシングホームがサポートをしている。日本でも療養病床や地域一般病床といわれる町の駆け込み寺的な病院が、メディカルホーム的な役割を果たしています。

 日本の場合には医師はいますが、米国の場合にはナーシングホームは医師がいない。療養病床と地域一般病床が廃止またはメディカルホームに転換することにより、丁度1000人当たり米国と同じベッド数になるということであると考えます。

 DPC下においては間違いなくベッドがなくなる。その代替はどのように準備するのかを考えたとき、
医療依存度が高い患者さんを入れる集合住宅がなければ、大変なことになるのが判ります。私たちホワイトボックスはココチケアと組み、新しいながれをつくりあげていくことしかないと理解しています。

 小規模多機能との組み合わせなど、まだまだ研究すべきところはあると考えています。
メディカルホーム>高専賃という意味も含みながらメディカルホームの位置づけを考えてみたいと思います。

なお、写真は明正会関関連グループであるココチケアの第一号高専賃です。今、第二号を建築中です。
メディカルホームの走りですが、これからいろいろな取り組みをして注目される高専賃を運営していくものと期待しています。