よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

西川口病院の柿沼先生

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 西川口病院は、ホワイトボックス㈱のクライアントです。また、石井公認会計士事務所の顧問先でもあります。昨年お父様から病院を引き継いだ院長と病院オペレーションシステムをつくろうとしています。

 いつもは、「先生、私たちにお任せください。地域医療を盛り上げていきましょう」とか強気で話していますが、具合が悪くなると、とたんに元気がなくなり、「先生なんとかして下さ~い…」とか泣き言を言ってしまいます。

 実は、私はハイブラッドプレッシャーで、下が100を超えているので、いつも近所の違う診療所(実は西川口病院も、まあまあ近いところにあります)でアムロジンや、オルメテック、そしてフライトンを
処方してもらっているのです。

 でも、今日日曜日はお仕事のお話もあり、朝9時からお兄様とミーティングそして、10時から病院訪問。次に院長である柿沼先生のところでお話をしていて、ついでに主治医になって下さいとプロポーザルをしたのでした。そもそも、「高血圧の背景にはとても重篤な疾患が隠れていることがある」とか先生が脅かすものだから、よけいにびびりまくりました。

 重篤な疾患の可能性についての検査」ととして血液検査、尿検査一式、そして風邪もひきまくっていたので、さらに違う血液検査オーダーがでて、さらに点滴、喉のルゴール、培養検査…などなど、すべてをこなし、病院を出たのでした。
 
 T看護師さんに一連のお仕事をしてもらいましたが、超仲良くなりました。

 なお、柿沼先生は、とても丁寧で、なんでもお話をしてくださったし、話も聞いてくれました。診察室の横の部屋で点滴をしていただら、点滴しながら、耳をそばだてていると(すみません…)他の患者さんにも結構やさしく、丁寧ですごくいい診察をされていました。

 結構イケメンで、もともと品がよい先生がですが、これだけ丁寧なのはすごいと思いました。
 患者を向く→話しかける→話を聞く→さらに説明する→触診→血圧→診断を伝える→検査の内容や投薬の内容を伝える→さらに質問があれば答える→カルテを書きながらさらに説明…

 ドクターズアイデンティティを生むためには、こうしたことをしなければならないのですが、すべて合格です。診療所の総合医としての鑑のような存在だったのです。

 ということで、よ~し、これからもこんな素敵な先生が地域にきちっと認識してもらえるよう、この病院のために頑張ろうと思った時間でした…。