よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

メディカルホームの打ち合わせは唄声とともに

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 中国地方ではメディカルホームの建設が盛んです。医療法人が介護療養病床のコンバージョンとして開設するケースもありますし、外出しを行うことで、ベッドを有効活用しようとする病院もあります。

 介護療養病床の削減や医療療養病床の一部転換により、ベッドが不足することや、また、DPC病院が50万床から40万床に減少する。なかでの受け皿として、もちろん、その前に在院日数を短縮するためのニーズからもメディカルホームが必要です。そして、全包括により、さらに、地域一般病床が回復期病床へ転換されたり、淘汰される。精神病床も、7万床が減少することは既定の事実です。

 結果として20万床から50万床のベッドが将来的に不足することになります。これらを受けるベッド代替がメディカルホーム。機敏に察知した病院は、すでに動き、講演会の依頼はメディカルホームが中心になりました。
 
 たくさんの事務長会からも、セミナー依頼が増加しています。今井産業との中国プロジェクトは中国電力との提携だけではなく、四国電力も協力体制に入っていただき、勢いを増しています。建設会社やデベそして、異業種までもがチェーン化に参入する話も枚挙にいとまがありません。出口がみえない日本経済において、メディカルホーム領域はこれからの地主、銀行、病院、介護事業者、そして何よりも、患者さんや家族のためにこれから大きく成長していくことになるでしょう。

 っということで、打ち合わせのあとはキャラオケで。ホワイトボックス役員I君もコンサルティング先の病院からかけつけ、結局は常務とI君、そして私の1時間1本勝負の大合唱。

 メディカルホームも仲間も元気が一番。彼らをみて、そんな思いが心を満たしました。