よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

高専賃、中国地方への講演会の旅(1)

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 3日の間中国地方にいて、先ほど東京に帰りました。
広島→出雲→松江というながれです。

 広島ではクライアントの病院にて患者別疾病別原価計算や職能等級制度に基づく能力考課における課題を解消するためにミーティングを重ねました。またパス委員会に参加して、クリティカルパスの新しい方向について議論をしました。夜は街に出ましたが、静かに独りで食事をしてホテルに戻りました。

 平和通りではイルミネーションがあり、各社がその形を競っていました。とはいうものの、やはり流川の入り口にあるイルミネーションにはかないません。

 さて、出雲は翌日朝、高齢者専用賃貸住宅の展開をサポートするI社の役員とミーティングしたのち、同社で開催する出雲での高齢者専用賃貸住宅の講演会に向けて出発しました。車で約4時間の道のりです。

  到着は17時30分頃ですでに出雲は真っ暗でかつ雨が降り始めていました。20名を超える程度の小さな講演会でしがた、医療制度改革が進捗するなかで、高齢者が増加するから高専賃が多数展開するのではなく、病院のベッドがなくなるため医療型高専賃が増加するといったことについての説明を、病院や診療所、介護事業者、設計事務所それぞれの立場からどのように捉え、どのように準備をすればよいのかについて説明をしました。

 残ってご質問してくださる方も複数あり、終了したのは既に21時をとっくに過ぎていました。そこからI社の役員が役員をしている別の会社の社長(またまたIさん)との会食を近くのH市で行うため、大粒の雨が降りしきる街を移動しました。あまりの雨の強さに、社のKさんは、目を凝らして車を運転していました。

 駅に着くと、お店からIさんの友人である、ケーブルテレビの社長Iさんもの近くの猪鍋を食べさせてくれる店でとてもおいしい食事をいただきました。

 猪は野生のもので、いわゆる駆除をした結果飲食店に卸されるということでした。実は島根には鹿がたくさん生息していて、可哀そうなことにやはり駆除される運命にあるということもお聞きしましたが、肉がとてもまずく食材にはならないので土中に埋めるということでした。

 野生の動物もすごく迷惑な話して人間の生活環境を守るために、彼らを平気で駆除するということについて、ほんの少し悲しくなりました。さてさて、とはいうものの、猪の肉はねぎといっしょに鍋でいただくと妙に甘く、またしつこくなく、後に、いただいた卵とじそばと併せて本当においしいお食事でした。お寿司やお刺身もとても新鮮で、焼酎が進みました。

 そして中国経済や日本経済に対する危惧、そして政治や政権、オバマや白洲次郎をテーマに話しているうちに、おっともう0時に近くなりました。

 それではおいとましましょうということで、無事にホテルに着いたのはそれから15分程度の時間が経過していました。
 そして爆睡。朝7時までゆっくり身体を休めたのでした(続く)。