いま自分のやりたいことがどれだけできているだろう。今自分が考えた生き方がどれだけ精巧なかたちをしているのだろう。
人は普通は80回お餅を食べることができないと思い続けてきた。これからもそうだ。人の命は短くて、行うことのいかに小さなことよ。
人生の成果は何か。人の生きざまはそれぞれでも、自分の人生は一度きり。信じた道を懸命に黙々と歩き続けることでしか、自分の満足する最後を迎えることはできない。
いつも反省をしつつ、次を考えている。しかし、それが本当の自分の満足なのか。葛藤のなかでの反証は、自分では難しい。どこかで甘えてしまうのだろうか。
生きていることはとてもすばらしい。生きられることは希望だと思う。しかし、限られた時間をなぜ緩慢に扱うのだろうか。すぎてみなければわからない。先に進むなかではみえてこない時間がまた横を通りすぎていく。
残された人生があと3日であると思い残りの時間を過ごすことにしよう。本当は一日をそうして過ごすべきだったかもしれない。少なくともいまからは3日。29日、30日、31日である。
このなかで最大限の成果をあげよう。最大限の活動をしてみよう。毎回同じ奮起をして、同じ決意をして同じように願望をもち。その繰り返しが人生でいいと思う。思わないよりも思うことのほうが、間違いなく成果をあげることができるからである…。
残された時間を有益に…。