よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

それぞれのクリスマスイブ

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 先週は、いつものようにいつくもの出張があり、たくさんの方々と来年のミーティングを行いました。

 24日のクリスマスイブは、東京で過ごしました。

 はじめの写真は浅野産業の社長と奥様が、米国での新しい事業のための打ち合わせで来社したときの写真です。
アニュアルレポートの文面について、あるいはその他事業構築の詳細なお話をしているところです。お二人の仕事を行う姿勢は、年末特有のアンニュイをまったく感じさせない、積極的なものであり、こちらも
勢いに押され、覚醒するような会議でした。

 また、事務所で複数の仕事をこなしたのち、ココチケアでの幹部ミーティングを夕方行いました。

 それからは、タクシーで一緒に移動して、ココチケアファウンダーである、明正会理事長近藤先生とイタリア得意の建築家の阿部先生とは、行きつけの小料理屋でクリスマスパーティ兼、忘年会をしました。

 この日は、イタリア建築というよりも、イタリアのある地方の風景に関する話や、食べ物の話、そしてもちろん、メディカルホームの話で盛り上がりました。

 高専賃の施設に対する優位性がどこにあるのかということについて、私たちホワイトボックス社は、複数の企画のなかで明らかにしていこうと考えていますが、いずれにしても、ソフトが大切であるということは自明の理です。建築がいくらりっぱであっても、オペレーションに高い質がなければ意味がない、ということが議論の俎上に乗りました。

 それらについては別途論文で外部に発表していくことや具体的に、ツールとして開発しているものではありますが、1月には結論を出し、2月からココチケア医療型高専賃2号店のオープンと同時にフィジビリティースタディーに入っていこうということになっています。

 なお、オペレーションを支援する建造物が必要であることはいうまでもなく、そこに居住することで機能を発揮できる建物をどうつくるのかについても議論が白熱しました。
 
 来年は、医療型高専賃のオペレーションについて、入居者はアナムネ、診断、計画といった看護プロセスに近いツールで評価されたのち、高専賃内部での医療介護を受ける体制を整えていきくことや、管理人の役割を明確にしたうえで、付加価値の高い管理業務ができるようナレッジを積み重ねていきます。

 そして、クリスマスのたのしい(?)夜は22時には終了したのでした…。