よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

医療法人社団椿寿堂 舘内記念診療所

イメージ 1

イメージ 2

 今日は阿部先生の話です。
 
 ドクタートレジャーボックスの「素敵な人のお話」に掲載される阿部先生についての記事の一部をご紹介します。

「地域密着型の診療を行うということのなかで地域住民や患者さんとの間で信頼関係が生まれているエピソードを先生からお聞きしました。「患者数が多い日には患者さん自らが気を使って会話を早めに切り上げてくれる」。これは患者さんにとって、なかなかできそうでできないことです。地域の家庭医として患者さんが気遣いをしてくれるというレベルまで関係が昇華されているということでしょう。

患者さんを大切にすることについて先生にお話をお伺いするといくつかのお話を返していただきました。

 「患者さんの心をサポートすることを重視し診療を行っている」「院内処方を行っている。胃薬や睡眠剤などは本人に合わせて調剤することが大切」「院内処方については患者さんからも薬局に行く手間が省ける安心であると好評」「粉薬を院内処方するので手間と時間が掛かるが患者さんからは人気がある」。こうした対応が、患者さんからはなんでも相談のできる、優しい先生として親しまれている理由だと思います。

さらに、先生は、「近隣の大病院と連携をとり緊急や重篤な場合には紹介して迅速に対応できることが患者さんからの安心につながっているし、要求されている大切な要素である」と話されます。

 病診連携は当たり前のように思えますが、敢えてこの部分に気を使われ、自らの診療範囲について明確な責任をもつとともに、迅速な対応により患者さんのために動きたいという思いが伝わってくるお話でした」

 私たちホワイトボックス社には多くの先生からお問い合わせや、ご質問、そしてご相談をいただき、その解決を行うことを要請されます。

 今回の阿部先生の案件は、先生をどのようにより地域に知らしめ、浸透させていくのかということの支援でした。

 これから弊社スタッフが、あるべきかたちで活動していくことになります。