よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

偶然の必然

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 東京の弊社オフィースで今井産業の常務とのミーティングを控え、私は焦っていました。約束の時間に、どうしても間に合うことができなそうな時間であったからです。ローカルな電車にのり、大阪のある街から近鉄で京都に着き、それから新幹線のチケットを買おうと考えていました。

 そんなとき、常務から電話があり、これから新幹線に広島から乗る、少し遅くなるという電話が入りました。私はまだ病院で幹部との面談をしている最中でしたから、その電話を事実として捉えるだけで、そうなんだ、じゃよかった的な思いで聞き、仕事に戻りました。

 病院を出る段になって、ふと新幹線のなかで会うことができるという思いが、脳裏に突然に訪れました。広島から東京に向かう新幹線。京都から乗る私の接点があるという、当たり前といえば当たり前の思いです。

 私が乗るはずの新幹線は1つしかありません。N700系のその新幹線に乗れるかどうかの京都への到着だったからです。それを逃せばさらに遅くなり、迷惑をかけてしまいます。その新幹線に彼らは乗っているという確信がありました。電話をもらった時間から推定して、数本が俎上に乗りましたが、電話をもらってから20分経過していた、その新幹線を彼らは選択するに違いない、と思ったのです。

 さっそく近鉄特急からメールをしました。もしかして50号ですか?返事がすぐ帰ってきました。
「ご名答(^0^)」…。ってまじっすか!?やっぱりね~、でもどこに乗っているんだよ的な思いが頭に浮かぶと、すかさず「5号車に乗っています」と、テレパシーで話しているような、次のメールが到着。

 みどりの窓口で、指定を5号車よろしくぅ~という感じでお願いし、みごとに数分前にホームに駆け上がったのでした。いくつか祖語が生まれるタイミングをクリヤーし、お互いに引き合い、みごと新幹線のなかで話をしつつ、東京の事務所で、すでに夜も22時45分になっていましたが、ミーティングをスタートし、しかし新幹線のなかでいろいろ話をしていたので、15分程度できりあげ、居酒屋へと向かったのでした。

 なお、大造常務と香川さんの笑顔は写真用です…。本当はそれほど嬉しくなさそうでした…。ちゃんちゃん。