よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

医療型高専賃セミナーin広島

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 そうそう金曜日は広島で、今井産業主催のメディカルホームの講演会を広島国際大学の宇田淳教授(写真左。右は今井産業の今井大造常務)と行いました。

 宇田先生はどちらかというと学際的アプローチによりマクロ的な観点から、メディカルホームの有効性を説明していただきました。

 いままでホワイトボックス社にはない、視点からのお話をしていただき、とても私自信が勉強になりましたし、やはりメディカルホームがこれからの主流になることを確認しました。

 私といえば、やはりいつものようにココチケア取締役として、ココチケアの戦略を、そしてコンサルティングを行うホワイトボックス社としての立場をも含め、全体的なながれのなかでのメディカルホームの必要性を説明しました。

 会場は50名の聴衆で埋まっていましたが、医師や現場の介護事業者からの質問もあり、大いに盛り上がりました。

 6時30分から9時30分までの3時間という長丁場ではありましたが、最後までみなさんに真剣にお聞きいただき、行使冥利につきるという思いがあります。

 地域メディカルホームを特定施設と比較した場合の優位性として、
(1)特定施設はどうしてもながれ作業になりがちだが、高専賃は一戸一戸の対応であるため、質が高く  なる傾向がある

(2)医師や在宅を診ている急性期対応の看護師がMHに
  配置されているため、直ちに対処できる

(3)メディカルホームでは、有料をも含めた個々の対応であり入居者が入居し続けることができない可  能性があるため、丁寧にケアをせざるを得ない

(4)管理人が、第三者として個々の在宅のオーディットをすることで、質が担保される

といったことや、

 門前メディカルホームの特徴として、

(1)軽装備の病院と同じ機能をもつ

(2)個室料よりも廉価で、個室より広い住居でケアを受けることができる

(3)入居者はいつでも安心して生活できる

(4)病院は平均在院日数を短縮することができる

(5)サテライトをもち、循環型医療を実施することができる
といった説明を行いました。

 益々高まる医療型高専賃のニーズに対して、これから大きく事業展開をしていくココチケアの戦略説明を行いつつ、私自信も絶対的な付加価値をつくりあげるため、大いに活動をしていかなければならないと決意をしたのでした。

 打ち上げで今井常務の用意していた中華料理店で、コアメンバー11名により、真夜中12時近くまでこれからの戦略検討を行ったのでした。

 とはいうものの、土曜の朝一便で東京に帰りましたが、朝がとてもつらかったです…。