よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

浜脇整形外科病院 浜脇純一理事長

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 先日、広島のホテルで浜浜脇純一先生に食事をごちそうになりました。脇澄伊理事とお嬢様も同席されるなか、医療についてのお話をお伺いしながら、おいしい中華料理をいただき、楽しい時間を過ごさせていただきました。

 医療法人おると会浜脇整形外科病院は、病院とリハビリテーションセンターをもち、一般病棟160床(急性期90床・亜急性期20床・回復期リハビリテーション50床)の整形病院です。地域では治療実績にブランドがあり、多くの地域住民から評価されている病院です。

 同院は浜脇純一先生が昭和53年1月浜脇整形外科病院開設(41床)に開業されたのち、14年前に浜脇澄伊理事が東京から病院の経営に関与するようになり、順調に発展してきた病院です。

 現在は、DPC病院として地域救急を担い、脊椎や関節の治療に強みをもち、広医療圏から患者さんを集めています。

 浜脇純一先生は、剣道を小さいときからたしなまれ、また一方で絵がうまく、画家としても成功したであろうといわれた才能をお持ちです。先生が小学生のとき書かれた油絵は、プロの画家が描いたのではと見紛う出来栄えです。

 また、先生は患者さんの治療のため、飲酒も制限し、毎日何時に寝ようとも朝早く起きられ、近隣をジョギングしたのち診療をスタートする生活を今でも続けるなど、ストイックな生活を続けてこられています。

 成功している病院には、地域医療への熱い思いをもち懸命に地域に貢献している医師の存在があることを私たちは忘れてはならないと考えています。当日は、先生の飲酒をしない日であったにもかかわらず、私のために掟をやぶっていただき、鹿児島の銘柄の芋焼酎の杯を美味しく重ねたのでした。