ホワイトボックスのDCP病院用短期調査では、100以上のチェックシートを使ったチェックをしています。
以下はそのほんの一部です。
1DPC…予定入院と緊急入院比率→バランスがとれた比率になっているのかどうかの検証
2DPC…術前検査の外来化実施率→術前検査を外来でどの程度実施しているのかについての把握
3DPC…科別手術件数及び技術料ゾーニング→科別麻酔分類別の手術件数及び技術料のゾーンの分析
4DPC…入院してから手術までの期間→入院してから手術までの期間が長ければそれだけ日当点が低くなる ため、その期間の科別分析
5DPC…退院がⅡ期間からの乖離日数→Ⅱ期間からどれだけ乖離しているのかについての把握
6DPC…Ⅱ期間となったときの必要患者数→仮にⅡ期間で退院した場合の稼働率不足分及び必要患者数
7DPC…特定入院期間日数→特定入院期間にどれだけの日数入院しているのかの期間把握
8DPC…持参薬管理情報→入院時に持参薬をどれだけ持って入院しているのかについての情報を把握し10
0%の持参薬管理を行うこと
9DPC…他科受診の請求金額→科別、他科受診の請求金額がどれだけあるのかについての集計及びその内容 (再診料金、投薬、駐車、処置等)
10DPC…退院時処方で薬を出している点数→入院中に処方してた薬剤を一旦返品し、爾後、退院時処方と して出している金額
11DPC…高額検査の点数及びその内容→出来高部分で、高額検査がどの程度実施されているのかどうかに ついての検討
12DPC…DPCと出来高の差が大きい患者についての分析→不必要な治療が行われていないかどうかの把握
13DPC…診療科別平均在院日数→診療科別にみなければ例えば眼科やポリぺク、小児科による稼ぎに全体 が影響を受ける
14DPC…病棟別病床稼働率→全体の稼働率ではなく、病棟別の稼働率をチェックすることにより課題を発 見する
15DPC…他病院への転院状況→自院から退院している患者の経路分析
16DPC…入院患者の科別診療群類別統計→どのような患者が入院しているのかについての科別患者統計
17DPC…入院した患者数及びその病名→グループ内から入院した患者が当院に入院する必要があったのか どうかについての確認
18DPC…手術室稼働日数及び時間→手術室の稼働状況及びアイドルタイムの検討
19DPC…再入院データ→再入院がどの程度あるのかまた期間はどの程度かの情報把握
ホワイトボックス社の同業他社からすれば至極当たり前の項目ではありますが、ここから何をしていくのかというところに注力する必要があります。指標をとることはできるが、それをどのように活用し、どう行動に落とし込んでいくのかが勝負になります。