よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

人生のワンピースを大切に

イメージ 1

 夏は暑いものですが、あっという間に夏が過ぎてしまうことを私たちは知っています。

 8月も終わりのころになると、もう場所によっては鈴虫が鳴きはじめ、頬に触れる風が少し爽やかだったりする季節がやってきます。時間は、あっという間に経ってしまうのものです。
 
 そんななか、人生の充実というものは、口でいうのは簡単ですが、なかなか思うようにいきません。

 毎日、懸命に生きているものの、どこかで弛緩するところがあり、後悔する日々です。ただ、充実とはいかないまでも、小さなプライドをもてる時間を過ごしたあとは気持が安らぎます。

 ほんの少しの時間だけですが、そうした時間に会うため、また、敢えてタイトな時間をつくりだしている気がします。

 私の銀行の時代にも、そうした時間に数多く出合うチャンスがありました。
 
 もしかしたら今よりも幼稚な仕事をしていたのかもしれませんが、その当時はそれなりに懸命だった思いがあります。

 銀行時代の仲間であるKPMGの伊東さんと、同じ部署ではありませんが同時期に呉服橋で働いていた、ライフタイムパートナーズの木内さんと情報交換(2人とも医療関係の仕事をしています)、そして会食をしました。とても楽しい時間でした。

 同じ時空を生きた3人の話はもっぱら思い出話でしたが、同じ空気を吸っていた仲間として何か通じ合うものがありました。

 時間を変えて、東京に出張してきていた今井産業の大造さんと22時30分頃に合流し、ホテルのバーで新しい出会いをつくることができました。

 最近は、夜20時ころからは決まってこうしたミーティングがあるようになり、有益な時間を過ごすことができています。

 ほんの数時間ではありますが、この時間も、私にとってプライドを創りだす大切な要素の一つだと思います。