よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

看護師幹部は素敵な人材揃い

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先週に引き続き、国際医療福祉大学大学院での認定看護師看護管理サードレベル経営管理のうちの財務分析と経営分析を行いました。

私の拙い講義についてきていただきありがとうございました。

問題を解く彼女達の姿はとても神々しく、闘う姿勢を見せている人も数多くいらっしゃいました。

財務管理や経営分析は、マネジメントの体系があってはじめて活きる、というホワイトボックス社のポリシーがあります。

 どちらかというとそれらの領域の数字の部分よりも、部門別や患者別疾病別原価計算の実際データや、目標管理体系から人事管理体系、そして評価と教育の連関、指標管理といったことでのレクチャーに割いた時間がながかったような気がします。

とはいうものの、14世紀のルカパチオリが複式簿記を開発したところから静態的貸借対照表、そして動態概念に続き、さらに簿記そのものの仕訳や決算書の読み方、経営分析、損益分岐点分析や短期利益計画についても講義を行い、問題も解いてもらいました。

才能で解答している幹部の方や、懸命に努力して解答される方がいらっしゃいましたが、前述の通りの姿勢には頭が下がります。

忙しいなかレポート提出をする日であり、前日は徹夜をした看護師さんも多くいたとか。3人は睡眠しつつ、私の講義を聴いていただいていた気がします。

とはいうものの、その方々が意外ときちっと解答していたりして…。さすが看護部幹部の方々です。おみそれいたしました…。