よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

ホワイトボックスと介護マニュアル

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 スキルインフォメーション(杉本社長=写真)が販売しているマニュアル作成及び運用ソフト、ナイスナレッジを介護用に展開することになりました。

 ナイスケアナレッジという商品です。これはマニュアル作成段階での権限を明確にしたうえで、改定を容易に行えるようにしただけではなく、もともとホワイトボックス社のマニュアルコンセプトである、手順、留意点、必要な知識、接遇といった項目にマニュアルを整理し、理解しやすくした機能をもっています。

 またEラーニングを装備して、多くの病院への導入実績をもっています。

 このソフトをココチケアの介護マニュアルを入れて販売していくものがナイスケアナレッジということになります。とりわけ高齢者専用賃貸住宅での管理人のためのマニュアルを作成し運用することを基本的な考え方としています。

 ココチケアでのフィジビリティスタディー(運用試験)を経て、外部にも販売していくことになっています。ホワイトボックス社はDPCからケアミックス、診療所、そして介護事業をもコンサルティングの対象としていますが、ナイスケアナレッジがうまく機能することで、病院マニュアルの考え方を介護領域に投入することができると考えています。

 クリティカルパスを高専賃が運用するということも将来にはありえると思いますし、すでにリスクマネジメントについては感染症対策と併せてかなり重要なテーマにはなっていますが、実際にはマニュアルを改訂することで得られる業務改善効果をまず得ようとするものです。

 また、進みましたら導入及び運用について、ご報告します。