よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

全精力をかけた地域貢献を行うということ

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 先日、浜脇整形外科病院の浜脇理事長と今井産業の今井大造常務の奥様でもある今井澄伊さんと会食をさせいただきました。お嬢さんの「りさ」ちゃんも、同席しました。愛くるしい、りさちゃんは、場を理解し、ぐずらず、落ち着いて食事をしていました。大物の予感がします。

 さて、同病院は整形外科領域において、市内だけではなく遠方から患者さんをよべるブランド病院です。

 過去14年の間、澄伊さんは病院理事として八面六臂の働きをしており、全日病での若手として委員会活動にも参加し、また多くの医師との交流を行うなかで病院経営に大きな成果をあげてきました。

 よい医療を行うため、ながいあいだ多方面から評価される実績を積み重ねてこられた浜脇理事長のもとで、責任者として病院経営を担い、また母親として育児にも手を抜きません。
 浜脇理事長も、医師として自らを律し、例えば夜はできるだけ早く帰宅され、毎日早朝に起床しジョギングをながい間かかさず、全精力をもって診療活動に当たっています。

 二人の医療に関与する人としての真摯な態度と闘う姿勢は、一人の人間としても大きな尊敬に値します。

 そして、澄伊理事は、他病院ベンチマークを怠らず、また新しい仕組みやマネジメントについても常に研鑽し、興味をもって取捨選択する。

 常に熟考し、計画し、役割を明確にしたうえで迅速に行動する。決めたことは、何がなんでも必ず実行する。 こうした動きを行うことができる病院トップがいる病院は、スタッフも育つし、また彼らが能動的に成果をあげることができる病院です。

 医療制度改革のなかで、先手、先手をうちながら多大な地域貢献をしてきた成果をもって、医療的にもそして経営的にも他病院のメルクマールになる貴重な病院の一つであると考えています。