よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

時間の制約と目標と目的

イメージ 1

 羽田に着くと、雨が降っていた。さきほど戻り、誰もいない事務所で仕事をしていて、時間が無限に欲しいと思う。力不足である。
 クライアントには段取りや優先順位、選択と集中といいながら、いかに自分が無秩序な仕事をしているのかと考える。函館から東京、広島、東京、そして福岡、東京と今週もバスのように飛行機を乗り継ぐことになる。

 プライベートなこととオフィシャルなこと、そして目的とすること目標としていること、ありとあらゆることが上下左右から自分を取り囲む。尊敬する活躍している友たちはなんなくそれをこなし、しかし自分がコントロールする時間は明確に峻別されて、その狭間の刺激を楽しんでいるようだ。

 短時間に複数の物事をクリヤーすることができるフレームワークづくりを徹底して行うべきだと理解していても、直前の仕事をこなしながら進むしかない現実から脱却することは難しい。

 ただ、気持ちがとてもポジティブであることに感謝したい。大好きな医療従事者や介護に携わる人々、そして多くの他業種の経営者たちと課題を共有すうことが性に合っているのだと思う。

 残された時間は多くはないが、いくつもの目標を短時間でこなせる力をつけるために努力しつづけることが大切だ。もちろん、仕組みづくりや人の育成も大事なことはわかっているつもりだ。

 多くの友や仲間、先輩、そして教えを請う経営者の支援を受けながら、彼らのために社会のために頑張れる自分になりたいと思う。

 ただ外は、どしゃぶりの雨である。