よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

骨のある人たち

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この病院で看護部長がSさんからMさんに代わりました。M看護部長は、着任早々さまざまな問題を解決するため日々奔走しています。たくさんの問題を抱えながら気張らず、いつも笑顔で着実に行動するM看護部長には地域医療に対する強い思いと信念を感じることができます。

副看護部長3名を置き、看護部変革を徹底的に行うことを決意されています。複数の認定看護師でもあり研鑽を怠らず頑張ってきたMさんは、道内有数のDPC病院の看護部長として、これからも大きな成果をあげていくと期待されています。

そしてT事務部長です。T事務部長が着任してから今まで、さまざまな病院改革が進捗しています。大きなコスト削減やDPCにおける新機能評価係数や加算への対応、病棟再編や電子カルテ導入、賃金体系再構築、インセンティブ制度導入による業績向上など成果をあげていけば枚挙にいとまがありません。

事務長は精力的に活動しながらも、プライベートでもピアノを毎日練習し、音楽スクールで発表会をこなし、病院のイベントでもその腕を披露しています。
また野外劇では不倒の毎年連続出演をこなし、他の、さまざまな地域活動で同病院の知名度を飛躍的に向上させています。

 二人に共通するのは「芯のある人」というキーワードです。気骨があるというか、骨があるというか。人生の軸がぶれない、という印象があります。これからもタッグを組んで、病院幹部としてH院長をサポートしていっていただきたいと思います。

 ところで、T部長は魚を食べるときにも骨があるところをみせています…。