よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

デンタルショーで使用した仕様

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 今回のデンタルショーでは、ホワイトボックス社のブースを浅野歯科産業に出させていただいています。そこでの歯科開業・運営支援について、私たちの資料を来場者に提供しています。

 小冊子やチラシ3部をはじめ、セミナーでは資料を配付し、来場者のニーズに応える体制をとっています。ポスターについても急遽これを作成し、アンダーアーマーのブースのなかに展示しています。

 明日のセミナーの資料を読者には先にご覧にいれます。
 
いま医院で起こっていること
(1)開業が過去から増加(現状は低迷)
(2)競争が厳しくなっている
(3)患者が減少している
          ↓
(4)在宅療養支援診療所が増加している
(5)病院や介護との連携が強化されている
(6)地域での活動が増患に成功している

コアコンセプト
どの業界でも、
(1)同業他社との連携
(2)同じ顧客への連続的訴求
(3)同じ顧客を軸とした需要創造
(4)異業種との連携
(5)新商品・サービスによる需要創造
が行われている。医療においても同様。学習し、
整理しなければならない。

インターチェンジングプロモーション
インターチェンジとは、「相互にやり取りをす
る」こと。インターチェンジングプロモーション
とは、
(1)物事の関連を見出し
(2)プロモーションを行うこと
 常にインターチェンジングを念頭に置いた活
動をすることが成功の要諦

求められる思考
(1)機能同一性
→機能を維持するために、別の何かを行う
(2)連関性
→あるものと関連するものを創出する
(3)誘導性
→直接的な連関はないが、間接的に連関があるものを誘導する

医院運営上必要な力
(1)企画力
(2)想像力
(3)積極性
(4)決断力
(5)実行力

計画的行動のためのASCSとPDCA
ASCS
→現状を知り、到達点を明確する。そして、その乖離を確認、解決策を検討する

PDCA
→解決策を計画化し、実行し、チェックし、アクションを行い、サイクルを廻す

他院との連携とは
(1)歯科専門分野間の患者紹介
  →専門外への紹介を価値化する
(2)地域外ネットワークの構築
  →地域外での安心をつくる
(3)事業承継による顧客の引き継ぎ
  →効率的な顧客確保

同じクライアントへの連続的訴求とは
(1)予防から小児・一般歯科
(2)一般歯科からインプラント
(3)(2)以外の審美歯科
(4)健常者のクライアント化

同じクライアントの軸から需要創造とは
(1)家族の誘導
 →健康倶楽部からの家族情報、ニーズ喚起
(2)友人、知人の誘導 
 →価格対質を高くすることで紹介を得る
(3)クライアントからの信頼からのブランド創造
  による不特定多数へのニーズ喚起
 →皆がどこかで評価することで、よい噂がつくられる

他業種の連携
(1)レストラン
(2)料理教室
(3)飲食店
(4)病院・診療所(概念的に峻別)
(5)学校
(6)介護施設・介護サービス
(7)スポーツクラブ
(8)スポーツジム

新しいアイテム投入
常に新しいものを求めるライン。既存のものを定着させるラインが必要。

インターチェンジング・チャンス
(1)来院時(印象採得)
(2)装着時
(3)メンテナンス
予防、一般、矯正、審美とのそれぞれの時期における「やり取りプロモーション」のチャンス

アイテムのもつバリュー
(1)ブランドの認知度が高い=安心・信用・信頼の証
(2)アスリートの実績が厖大(ぼうだい)
(3)アイテムの機能が高い
(4)新しいニーズを創出する
 →既存スポーツ、健康ニーズへの対応、ゴルフ、教育、美容、出産等  
(5)健常者の来院誘導
(6)歯科領域におけるインターチェンジングプロモーションの最適化

インターチェンジングプロモーション
インターチェンジとは、「相互にやり取りをする」こと。インターチェンジングプロモーション
とは、
(1)物事の関連を見出し
(2)プロモーションを行うこと
常にインターチェンジングを念頭に置いた活動をすることが成功の要諦

ということでした。
ただ、セミナーを聞いていただかなければご理解いただけづらいとは思います。

今回のアイテムをどのように活用するのかといったセミナーですが、新しいコンスタントインターチェンジングプロモーションというコンセプトを提示したところで、新しい動きを喚起したいという思いがこの資料で徹底できたと思います。

ここに、医療介護において作り上げてきたノウハウを援用し、歯科でホワイトボックス社が確立したナレッジをさらに強固にする活動がはじまりました。医科と歯科との連携も含め、新たな活動を喚起していきたいと考えています。