よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

みよの台薬局池田社長とのミーティング

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 先日、池田社長とミーティングをしました。池田社長は、家業の薬局をチェーンにまで拡大し、訪問調剤に得意分野をもっているみよの台薬局グループを経営しています。当日は今の医療情勢や今後の医療介護の関係について話をさせていただきました。

 彼のすごいとことろは、常に前向きで、かつ戦略的な経営をしていることです。質の高い職員をもち、そして自らも外部との関係を絶やさず拡大し、新しいことにどんどん取り組んでいます。

 そもそも薬剤師さんが門前の薬局で服薬指導をしているだけではなく、在宅の患者さんに対してどのように対応していくのかを考え続け、多くの薬剤師さんに影響を与えてきているのは、自らがおっしゃるように、一人のすし職人として美味しいお寿司をたべてもらいたいと願い、現場ですしを握り続けてきたからだと思います。

 しかし前述したように経営者として卓越したものをもち、新しい経営を志向しています。これから医療崩壊の嵐が起こり、在宅の意味がとても重要になる日本において、薬剤の果たす役割にはとても重要なものがあることを認識しています。患者さんに近い場所で、薬剤師の本来の役割を追求し、昇華させていこうという池田社長の試みは、多くの医療人から評価されています。

 大きな病院から診療所の先生方との関係を強化しつつ、独自の戦略により明確な方向を示す池田社長の会社が益々発展することを期待しています。 http://bit.ly/dPsBUo