よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

R総研の人材は豊富

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 私は銀行員であった時代、本部にて京都支店や札幌支店、旭川支店、そして都内複数店とともに大阪支店も担当していました。当時は例えばボーリング場のR社がまだ、大阪で数店舗で営業をはじめた頃で、コンサルティング部に所属していた私はよくボーリング場に通い、フランチャイズ用のオペレーションマニュアルを作成するお手伝いをしていました。

 今は既に上場し、TVでコマーシャルをやり全国展開していますが、当時まだ30代であった社長が、従来にない経営をしているなかで、他にない創造性をもつ企業の凄さを肌身で感じていました。
 また、東大阪の什器工場の生産性向上や社内体制整備などを行い、町工場に似た工場の原価計算制度の構築をしていた時期もあります。
 また焼き肉のチェーン店で、ホールの生産性や厨房の棚卸や食材管理の仕組みづくりや事業計画立案をしたこともあります。

 銀行で融資を、というよりも企業全体をみて、どう成長してもらうかということに思いをもち、支店担当者と銀行の金融機能を使いクライアントを支援するというやり方でしたので、とても客観的に仕事をすることができた気がします。いわゆる本部の支店業務推進という仕事の一つであり、いまでも多くの銀行の本部が同じ仕事をしていると思います。

 さて、R総研ですが、R総研はR銀行から担当者が異動し、R銀行のクライアントへの経営支援を行う総研です。R総研自体が、私の銀行におけるコンサルティング部的な意味合いをもって活動しており、妙に親近感があります。

 写真右Oさんも、優れたコンサルタントとして活躍していますし、また左のIさんにいたっては、R総研のなかでも指折りのカリスマ的営業を行う方です。彼らは常にクライアントのメリットを考え、そして銀行のメリットも斟酌し、もちろんR総研の利益も確保しようと活動しています。良心をもちながらもアグレッシブに仕事を取りに行くというイメージでしょうか。なお、写真にはいらっしゃいませんが、同社役員のSさんもお忙しいなか、また体調も優れないなか、大阪でのミーティングに参加していただきました。

 何れにしても、彼らとの仕事は刺激的で創造的です。私たちも既にいくつかの病院で一緒に仕事をしてきましたが、これからも大阪では、彼らとの仕事を行うことが大きな割合を占めることはいうまでもありません。

 まだ、私の銀行時代の仲間や部下もたくさんいる大阪。そして私鉄を乗り継ぎ、いろいろな大阪の街を歩き周り仕事をしてきた懐かしい大阪で、医療に分野を変えはしたものの、また銀行のコンサルティング部に所属してきたときのように、仕事をすることを楽しみにしています。