よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

イーグルバスは改革の騎士

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 イーグルバスの谷島社長が来社しました。同社は先週NHKで15分特番で取り上げられた会社です。
川越でバス観光事業や介護事業を行っていますが、過疎地のバス運行サービスで特徴的な成果をあげました。

 彼は分析的手法により運行状況や乗車率を調査し、路線バスの運行改革を行い、乗降客数を増加させることに成功しました。従来にはない製造業のモデルをベンチマークし、生産性を驚くほど挙げたことが成果です。

 バスの運行にITを導入することによる業務改革だけではなく、スタッフの教育にも余念がなく、サービスがとても良いバス会社ということで高い評価を得ています。

 彼の考え方や理論には瑕疵がなく、しかし他のバス会社ではここまではやれないと思われることでもあっというまに成し遂げてしまうところにすごさがあります。いわれてみれば分析的アプローチは当たり前ではあるものの、よくここまで仕上げてきたという思いもあります。

 私たちの事務所は彼のグループ会社の会計税務をみており、さまざまなマターについて事務所で打合せを行うということで来社してもらいました。

 なお、彼は大学院生で修士課程におり、いま論文を執筆中です。彼の頑張りやの一面を垣間見る事例です。

 いつでもそうですが、頑張っている人と会い、話しているとさまざまなアイデアが生まれてきます。この日も彼との会話のなかで、いくつかの示唆を得たことをお伝えします。なお、彼らは病院や施設にバスの運転手さんを相当数派遣しており、その意味からもホワイトボックスの仕事とも不可分ではないことが分かっています。

 写真下にいる私の友人である担当の熊谷さんは会計をみています。これからも、切磋琢磨しながら仕事をしていけたらと思います。