よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

アイランドのビル群に勇気づけられて

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 昨日の深夜に香港に着き、九龍のエージェント(I社長)やセントラルにある銀行とのミーティングを終わり、いま昼食をとりにホテルに戻りました。

 アジアとりわけ、香港やシンガポールは金融の機能をもった都市として以前から注目されていたのですが、アジア経済の動きが活発になったなか、さらに活力を増してきています。多くの日本人がアジアで仕事をしていますが、間違いなく、香港には人が集まっているようです。

ビザをとる人達も多く、私たちのエージェントもコーポレートサポートだけではなく、そうした観点からのサポートをも行おうとしています。日本の病院や介護施設に対するニーズも高く、日本からの医療や介護従事者の受入れへの対応も行います。

 香港に来るといつも、人々が真剣に生きている姿に触れて胸を撃たれます。自己責任という厳しい現実はありますが、インカムに対する税率が16%マックスということであり、またキャピタルゲインには税金がかからないということでもあり、多くのビジネスが形成される素地がここにはあります。

 銀行のATMの手数料は0円であり、勿論消費税もなく、日本と比較すると驚くほどの小さい政府で、国が運営されています。

 今回、余った税金を国民全員に返すという決定もされたようですが、道路はできるは街はきれいになるは、整備されるはということで近年驚くほどの変貌を遂げています。政治や経済、そして人々の真摯な生き方をみるにつけ、学ぶべきことが沢山あることをいつも感じています。

 午後からは、中国の富裕層を日本に紹介し、健診やツアーを行う、いわゆるメディカルツーリズムの事業をこれから行おうとしている会社でのミーティングを行います。原発問題が解決したら、本格的に稼働したいということでした。その後は別の銀行での日本からの資金運用での打合せがあります。

 実質今日だけの香港滞在ですが、いろいろな観点からの次につながる仕事ができればと考えています。