よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

ココチケア取締役会は喧々諤々

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 勢いのある取締役会である。

 ココチケアで運営するすべての介護事業が黒字になった。小規模多機能だけが残っていたが、すでに25人の定員クリヤーし、今月からやっと黒字にこぎつけたもの。

 高専賃2つ、グループホーム7つ、訪問看護ステーション2つ、ヘルパーサービス等々すべて黒字。明正会の成果と併せ、グループでのコラボが進み、成果が進捗している。

 医療型高専賃(サービス付高齢者向け住宅)事業において医療型を標榜しているため、ヘルパーさんの医療知識の強化についての取り組み始まる。

 既に看護・介護マニュアルをウェブ化して活用しているが、これからは医療について、ヘルパーとしてどこまで利用者(患者)の変化に気が付いていけるのかについての学習を積み重ね、医療依存度の高い高齢者が利用者として入居した場合の対応が円滑に行えるようにする。

 疾患知識→主訴→気づき、又は疾患知識→ADL変化→気づき。そして看護師に報告というながれ。

 いずれにしても、取締役会では常に新しい話題が提供され、次の時代を読んだ介護事業運営についての議論が百出し、あれこれと議論を重ねている。

 近藤明正会理事長の、「それをいつまでに、誰誰がどのように実行して報告して下さい」という一声で、次の議題に移る。

 これからも、現場とあるべき組織運営の溝を常に埋め続ける活動が継続され、次の事業展開に向けた活動が進んでいくと考えている。

 私も、そのなかの一員として、介護事業と医療の融合をテーマとして、どのように組織運営に貢献できるか考え行動して行くことになりそう。

 常に新しい発想と、着実な実行力でココチケアは進化し続けていく。