よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

北京でのマーケティング

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 今回の北京への訪問で、最も成果があったと私が思うのは、中国の医療、歯科、介護事情を従来より詳細に把握することができたということです。

 もちろん、4日間の滞在では、微細なところにまで話は進みませんでした。しかし、多くの組織や団体、個人の方々から中国でのビジネス展開についての留意点やメリットをお聞きできてとても有益であったという結論です。

 アレンジしてくれたエージェントのネットワークが抜群だったことで、外形的ではなくリアルな話を効けたのはラッキーでした。中国では人脈がものをいうというのはまさにその通りで、話を聞けば聞くほど、重要なポジションにある方々とのネットワークなしに海外での展開は難しい、という認識も強くしました。

 中国口腔医学会では、ナンバー2からのアテンドで、幹部総出で歓待していただきましたが、中国における歯科事情や歯科に係るマーケット、力関係やレギュレーションなどの情報をいただき、中国での事業展開の困難性と可能性を知ることができました。

 浅野歯科産業、浅野弘治社長の満足げな笑顔がそれを物語っています。

 医療についても、北京で最も成長している第三病院やJCI認定病院である宮建国際医院、そして規模の大きくこれから発展する可能性の高い燕達国際健康城にある燕達医院などから、同じように情報や示唆、そして協力関係を構築することができたことも、とても意味のあることでした。中国の事情について、このブログでは明らかにできないこともたくさんありますが、今後の日本と中国の医療、歯科、介護における関係構築に大いに役立てることができるようにしていきたいと考えています。